スライド枠がズレるときは ブラウザの「表示」メニューで、文字サイズを「」にしてください

サークル TOP  

2017/3/3 投稿 中平 勇

第634回 Bコース 洒水の滝

ハイキングサークル 景山 康二
◇催行日  2017年3月1日(水) 天気 晴れ時々曇り

◇コース JR山北駅→(5分)鉄道公園→(20分)河村城址→(15分)日向→(30分)洒水の滝→
      (35分)山北駅




↓下の写真をクリックすると名前入りで大きくなります↓
洒水の滝にて

◇参加者 9名(敬称略)
 山本 三樹夫 井澤 章 川崎 勝弘 高橋 武久 生江 勲 山内 浩司 古林 茂 根井 淳
 景山 康二(記)
 
◇メモ 
 今日から季節は春、穏やかな春風の中絶好のハイキング日和、静岡県との県境に近い山間の位置にある洒水の滝を訪ねた。

 朝10時御殿場線山北駅に9名が集まり、最近話題になっている山北鉄道公園に向かい朝礼と準備体操を行う。よく整備された蒸気機関車(D5270)が展示されており、皆少年時代の様に目を輝かせ今日一日の元気をもらった様だ。10:20 まずは古の面影を留める河村城跡に向かい麓の盛翁寺で安全祈願、いよいよ河村城跡への登りが始まる。

 河村城の歴史は古く12世紀末の藤原氏、一族波多野氏がその祖と言う。戦国時代数々の戦いにのまれ豊臣秀吉の小田原征伐で滅び廃城となったようだが、山の自然の形状を生かしたなかなかの名城の面影をとどめている。山城のため道中かなりの登りが続き、途中の茶臼郭跡で本丸跡を見上げながら一休み。

 11:00 標高225mの本丸跡到着、城の跡がなだらかなハイキングコースになっており菜の花畑が点在する中をゆっくり散策し11:30 早めの昼食をとる。昼食後地元の女性に教わり菜の花の芽摘みを楽しみ、もう季節外れかと思われたがなかなかの収穫であった。

 12:00今日の目的地洒水の滝に向かう。道はゆっくりとした下り坂、里山の中を早咲きの桜やミカン畑の中をゆっくり散策、ちょうど一時間で(13:00)洒水の滝に到着。日本の滝百選に選ばれているこの名瀑は三段になっており見えるのは一の滝(69m)で、全国名水百選・神奈川の景勝50選に指定されている名所(参考までに二の滝16m、三の滝29m)。

 洒水とは密教用語で清浄を念じてそそぐ香水を指すとの事、鎌倉時代の名僧文覚上人が百日間も滝に打たれる荒行を積んだことでも知られている。安全の関係か滝つぼが見えるところまでは行けなかったが、なかなかの見ごたえである。

 滝をバックに記念写真を撮りふもとの最勝寺で今日の無事を感謝し帰路につく。桜並木で有名な御殿場線沿線沿いを歩き13:50山北駅着、解散となった。


  ↓画像下の▼ボタンでスナップ写真7枚が手動切り替えできます↓
山北駅前の交通公園D52の前で