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水戸駅から大洗鹿島線に乗車、涸沼駅も間近かに
 


<県北ハイキング>
第29回「涸沼・夕日の郷でBBQ」

西郷治男
「写真の一部は中谷さん提供」

◇日 時:平成30年10月27日(土)

◇参加者:12名(県北会員12、ゲストなし)

◇コース:(往路)涸沼駅発〜 松川陣屋跡 〜 豊姫稲荷神社 〜 松川不動尊 〜 夕日の郷・松川着(昼食・BBQ&勉強会)〜 (復路)夕日の郷・松川発〜 涸沼駅着 <全4.5km(往復)>

 数日前から天気予報は雨、当日朝の予報も雨という最悪の状況ながら、BBQ食材の準備済もあって強行実施を決定。午前9時過ぎ、雨具を用意し水戸駅に集合したところ、先発のBBQ準備担当(青木さん、西郷)から現地は雨が上がり空も明るくなってきたとの情報から、メンバーは半信半疑で大洗鹿島線に乗車。涸沼駅へは予定通り到着し、一部メンバーも合流して10時にスタートしました。

 行先である涸沼東側の大洗町成田地区は古い歴史が残る土地で、往路は松川陣屋跡(今は墓地)、豊姫稲荷神社(今は古い鳥居のみ)、松川不動尊を見学しながら歩きました。高台を下って涸沼の湖面が見え始めた所からは湖畔沿いに進行。心配された天気も予想外の日差しとなり、予定より早く11時過ぎ、目的地の「夕日の郷・松川」(筑波山を背景に夕日が美しい絶景ポイント)に到着しました。

 既に先発隊(青木さん、西郷)はBBQ準備中ながら、早くもビールで乾杯!さらに荒れ模様も覚悟した天気が一転したことを祝って再度の乾杯で喜び合いました。恒例のBBQは焼鳥、イカ一夜干し、那珂湊魚市場調達の本マグロ中トロの刺身、大型サンマの塩焼と続き、ヤカンによる定番・熱燗で酒も一層進みました。最後は青木シェフの絶品・豚汁をお代わりも含めて堪能、デザートは愛知産・次郎柿という豪華フルコースで歓談も盛り上がり、食事の合間には石川さん考案「手投げシャトルゲーム」を行いました。最後はゲームの結果発表と表彰を行い、1位:高石さん、2位:中山さん、3位:鈴木武さん、4位:石川さん、5位:赤津さんの上位5名に賞品、参加賞は全員に贈呈されました。

 午後2時過ぎ、後片付け後は夕日の郷・和室に移動して青木講師による勉強会を実施。テーマは「大洗町の歴史」で、江戸時代の常陸国は守山(大洗)・宍戸(笠間)・府中(石岡)を統治して大洗成田村は守山藩松川領と呼ばれ、その後は領地が広がり守山藩(郡山)と松川藩(大洗)となって松川陣屋が設置されたこと。さらに徳川時代から続く青木家の家系図の説明で、大変興味深い内容でした。

 帰路は涸沼駅まで直行、午後4時に水戸駅で解散しました。今回は幸運にも好天のもとでBBQを満喫し、さらに歴史の勉強会という充実した企画で秋の一日を楽しみました。残念ながら今回で青木シェフの豪華BBQは終わりますが、「歩き・飲み・語り合う」県北ハイキングは今後も継続していきます。



  
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夕日の郷で
(後左から)中谷陽一郎、赤津洋治、前田 肇、石川徳治、青木正彰、高石勝巳
(前左から)西郷治男、中山周治、中村幸男、三宅政康、鈴木武雄、高田紀平(敬称略)


  
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