スライド枠がずれる場合は、ブラウザの文字サイズメニューで「」にしてください
 

<茨城支部 県南ハイキング> 第11回 取手市周辺史跡めぐりと坂道探訪

2012/10/28 投稿:西郷 治男

↓下の集合写真はクリックすると大きくなります↓
長禅寺記念写真

レポート:熊谷 盛
日 時: 平成24年10月5日(金)

参加者:15名

コース: JR取手駅→長禅寺→坂道(峠坂、さくら坂、雁耕坂等)→取手宿本陣→八坂神社→利根川堤ヘルスロード→面足神社→かたらいの郷(昼食、入浴)→キリンビール取手工場(見学、試飲)→取手駅西口(解散) <全長11km>(ハイク7km+バス4km)

9時に取手駅東口に集合した参加者15名は、初めに今回のコースガイド役である取手市在住・酒井達夫さんからコースの説明を受けた後、9時半に出発。
 酒井さんは取手坂道愛好会の会長で、長年の活動の苦労話をユーモアを交えて説明、周辺史跡の名解説には全員が感激しました。
それによると、取手市は大小400以上の坂道があるものの名前のついていない坂が多く、坂道愛好会では周辺住民へのアンケ−トの実施や行政への陳情を行い、さくら坂など多数の命名をすると共に街角の道標なども設置してきたそうです。

 スタートから400mほど進み、坂を越えると長禅寺に到着。ここは深山霊谷の趣を残し山門を抜けると、さざえ堂様式という三層建築(外見は二層)の三世堂(県指定文化財)があり、平将門の祈願寺として承平元年(931)に創建されたと伝えられています。

 更に坂道をいくつか越え、取手宿本陣へと進行。江戸時代の参勤交代で宿泊、休憩に利用した家を本陣と呼び、ここの染谷家住宅(県指定有形文化財)は寛政7年(1796)に建築されたもの。まずビデオで建屋の解体から修復、保存の映像を見た後、内部をじっくりと見学、こうした貴重な遺産を維持していく意義を痛感しました。

 取手宿本陣を出発し、次は八坂神社を参拝。その後、文化センター横を通って利根川堤を目指し進行、堤に登ると眼下には緑地公園、ゴルフ場も見えてきました。堤はサイクリングロ−ドでもあるため、自転車とウォ−カーが交錯、接触の危険が再三あり、交通マナー順守を叫びたい気持でした。途中、展望台があり一休みしながら景観を楽しみました。

 次のポイントは取手市一の高台(海抜30m)に位置する面足神社で、境内に入って参拝。その後の進路では想定外ながら、ビクタ−マ−クの看板を温存した家(旧電気店)に遭遇し、ちょうど居合わせた旧店主との話が盛り上がり一同感激しました。

 いよいよ正午を過ぎ、昼食場所である福祉施設・かたらいの郷に到着。台風18号の余波で30度を超える暑さにグッタリ、早速風呂へ直行組と弁当組とに別れました。乾いた喉にビ−ルは格別!最後のキリンビ−ル工場での試飲のためか、昼食会場のアルコ−ル消費量は少なく意外でした。
 その後の懇談タイムでは他のグル−プ客によるカラオケのオンパレ−ドにウンザリ、話が聞こえないために休憩中の歓談が出来ず、大変残念でした。

暑さと疲れのためか、午後に予定していた本願寺、光明寺の拝観を中止し、最後の楽しみのキリンビ−ル取手工場までは、かたらいの郷発の市のコミュニティーバスで移動。

 ビール工場の見学時間は70分(試飲20分)で、ビデオ上映後、バスで移動して工場内を見学。製造工程は自動化が進み、人の少なさと瓶のリサイクル率100%には驚き。試飲タイムもあっという間に過ぎ、全員ホロ酔い気分となり帰路の取手駅までのウォ−キングも中止。路線バスに乗車し取手駅西口に予定の5時に無事到着し、解散しました。

<参加者>
中村藤和、石上 明、田村芳直、対比地省造、酒井達夫、鈴木 亨、佐藤 武、横内隆昌、
室伏隆幸、山田敬成、一ノ宮武夫、古矢 昇、佐野 博、宮本久雄、熊谷 盛 以上15名。
  
 
↓画像下の矢印ボタンで、スナップ写真20枚を手動切り替えで、ご覧頂だけます。↓