第637回【生田緑地】Cコース

◇メモ　
　朝10時に読売ランド前駅北口に集合し朝礼を行った後、新緑を目指して川崎市が整備した多摩区内ある東生田自然遊歩道に沿ってハイキングをスタートした。平安時代初期に築造された丘の上にある八角堂跡までのなだらかな坂を登る。途中街路樹のモミジバフウ、ユリノキの新緑を眺め、つい2週間前まで咲いていた桜の緑色や桜色の芽そして歩道に散らばっている桜の花びらの残りを楽しみながら次第に汗ばんでくる。

　丘の頂上で小休止した後、急な崖を階段で一気に下り生田浄水場の脇を進み土淵不動院に着きお参りする。次に長い急坂を何度も休みながら登る。ハイキングで急坂を登る時いつも「ここに住んでいる人は大変だ」とか「車でないと買物はできない」とか毎度お馴染みの感想を言うが今回も同じ感想を言いながら登った。さらに尾根伝いに生田東高校を左下に見ながら歩を進める、油断していると見落としてしまいそうな狭い急な階段を登り少し行くと東生田緑地に入る。

　丘の上の休憩所で昼食をとる。鳥のさえずりが聞こえ、そよ風は汗を蒸発させ、心が爽やかにリフレッシュされる。集合写真を撮った後階段を下り途中で東京スカイツリーその他を眺めさらに三峰神社を過ぎるとよく手入れされた見事な孟宗竹（生田榎戸特別緑地保全地区）の中を進み世田谷通りに出た。通りを横切り天神社の急階段の脇を通り階段の続く道を登り桝形山頂上に着く。

　頂上の展望台にエレベーターで登る。涼しい風に吹かれながら定番の東京スカイツリーから東京タワー、味の素スタジオ、神代植物公園、中野サンプラザ、池袋サンシャイン、・・・等々を眺め2回目のリフレッシュをし、しばしうっとりとした。実をいうと丁度展望台にいらした、どうしても説明したいとお見受けされる方から御説明を受けた、同じ眺めるでも詳しい説明を聞くと聞かないとでは随分趣が違う。展望台を下り長者穴横穴古墳群の脇を通り向ヶ丘遊園駅に全員無事到着し解散した。
　歩数12.000歩　