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横浜中央支部 第75回「駅から散歩」開催結果報告 次回

投稿 2018/12/28 佐々木一三

レポート担当幹事 平塚 直

1、開催日 平成30年12月22日(土)JR京浜東北線 関内駅改札口集合

2.主な散策コース
  関内駅 ⇒横浜開港記念会館 ⇒神奈川県県庁舎 ⇒横浜税関 ⇒横浜港 ⇒NHK関内支局 ⇒桜木町駅

☆横浜中央支部のイベント「駅から散歩」も6年目の第75回目を迎えています。今回は横浜の中心部中区にある横浜3塔を見学しました。 横浜3塔とはKingと称される神奈川県庁の建物,Queenと称される横浜税関,Jackと称される開港記念会館の3つです。

 建築された年は,早い順で,今から101年前の大正6年(1917年)に建造されたJackの塔(開港記念会館),次に90年前の昭和3年(1928年)に建造されたKingの塔(神奈川県庁),3番目が84年前の昭和9年(1934年)に建造されたOueenの塔(横浜税関)となります。写真の通り,Kingの塔(神奈川県庁)は高さ48m,五重塔をイメージさせる帝冠様式で,どっしりと構える風格はまさに王様。Queenの塔(横浜税関)は高さ51m,女王らしい優美で気品のある緑青色のドームが特徴で,ロマネスクなど洋風建築様式が混在。 Jackの塔(開港記念会館)は高さ36m,赤煉瓦と白い大理石の組み合わせが美しい時計塔を持つこの建物は,当時の横浜市民の寄付で建てられた。

 横浜港は今から160年前(明治維新の10年前)の1858年に開港している。その前年1857年に日本の浦賀に来航したアメリカのペリー艦隊に開国を迫られ,当時の徳川幕府が「日米和親条約」を締結し,外国との貿易が始まりました。

 以降アメリカに続きイギリス・フランス・オランダなどとも通商条約を結びました。その後,欧米諸国からは産業用機械をはじめ様々な産品が輸入されました。日本から海外への輸出産品で驚くのは,明治維新以来,最大の輸出物は「生糸」だったことです。昭和24年(1949年)まで生糸が日本からの輸出で最も金額の多かった産品でした。その後はずっと自動車の輸出が1位を占めています。

 そのあと世界一周クルーズで有名な豪華客船「飛鳥U」を背景に記念撮影。ちなみに2020年4月2日(木)から7月13日(月)までの,世界一周103日間の旅の料金は客室によりかわりますが,ひとり約400万円から2,300万円とのこと(予約制)。そういうことを話題に桜木町まで歩き,和食処で忘年会(中身は望年会)を楽しみました。



☆ 参加者 9名(アイウエオ順,敬称略)
 荒井嘉根男、飯田耕治郎、熊倉達郎、佐々木一三、新谷則雄、出羽善武、平塚 直、前田房江、
 三木吉弘、山本三樹夫

以上

Jackの塔(開港記念会館) Kingの塔(神奈川県庁) Queenの塔(横浜税関)


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