川越街道ウオーク第4回レポート


第4回新座駅からふじみ野駅(上苗間バス停)

レポート&写真 中島 征雄



実施日 2019(R01)年6月19日(水)天候 晴 暑い



参加者
 折本 文夫、前北 勝司、中田 信義、前田 實、伊藤 泰弘、杉田 勝行、宇山 治男、
 中島 征雄  計 8名


GPSデータ
 歩行距離: 10.3q 全体所要時間:3時間46分 移動時間:2時間43分 停止時間:1時間03分
 移動平均速度:3.8km/h 全体平均速度:2.73km/h 累計歩行距離:37.8q

概要
 新しい人が参加されました。前田 實さんです。さすがスポーツマン、羨ましいほど足腰がしっかりとしています。  新座駅を9時41分に出発。今日は、大和田、大井の2宿を歩きます。ジョナサンの先で左折し、武蔵野線を潜って旧川越街道(県道109号線)に出て左折。鳥居が4基も連なっている「神明神社」に寄る。大和田地区に入り、坂を下り始めた右の高台に「鬼鹿毛の馬頭観音」が祀られている。かたわらに「馬頭観世音拝禮塔」や『花は賤乃 眼にもみえけり 鬼薊』の芭蕉の句碑、「鬼鹿毛の馬頭観音」・「川越街道」の説明板もある。(10:00)少し下った左手の奥に「石造の地蔵菩薩立像(高地蔵)」と庚申塔、六地蔵がある。高地蔵は、大和田地区の両端に一体づつあって、この高地蔵は、大和田地区の江戸よりにあったものがここに移された。

 坂を下って行くと右側に「観音堂」があり(10:18)、その前にもう一体の「高地蔵」がある。この先の柳瀬川近くにあったものがここに移された。県道は国道254号線に合流。英橋で柳瀬川を渡り、英インターをトンネルで潜り直進し、国道を左に渡って坂を上ると、左の急な階段の上に「富士塚」があり、「三国第一山」と刻まれた石碑がある。

 急な階段をやっとの思いで降り、上り坂を進むと「跡見学園」の入口があり、そこから400m程進んだ辺りからケヤキ並木が始まり、国道の分離帯に「川越街道」と刻まれた大きな石碑がある。(10:50)続くケヤキの影で涼しく、ホッとする。  国道のケヤキ並木を1km位進んだ左手に両部鳥居の「木宮稲荷神社」があり、寄って参拝。直ぐ先を左に入ると三芳町緑地公園があるので、ここで昼食をとることにする。雑木林の公園にはベンチが、傍にトイレもあり、涼しく休む場所としては最高。(11:23〜52)  国道に出、ケヤキ並木が途切れた所に、二つ目の「川越街道」石碑がある。ここからは当分、暑い日差しの中を歩く。600m程進んだ左に曹洞宗の「広源寺」があるので寄る。本堂の両脇に、大きな仁王像がある。

 300m程進むと又国道の両側が並木道となる。その端に三つ目の「川越街道」石碑があり、右側に渡った所に享和二年(1802)の銘がある「庚申塔」がある。並木は1km弱続き、その端に四つ目の「川越街道」石碑がある。250m程先に「下木戸跡」の標柱がある。(12:43)ここから大井宿となる。大井稲荷神社に寄り、その先の今は暗渠になっている鎌倉時代に掘られたという「砂川堀」に降り、木陰で休憩。そばの「大井戸跡」の説明板を見、その裏側にある「復元された大井戸」を見て川越街道国道254号線に戻り徳性寺に寄るために左側に渡る。(13:09)当寺の山門は、川越の南院のものとも、川越城の遺構のものともいわれている。山門を入った左にはふじみ野市指定文化財の「弘安の板碑」がある。

 直ぐ先に「従是川越迄二里十八丁」の道標、その先に「大井宿の本陣跡」がある。国道を右側に渡り、東入間警察署入口交差点の手前に「上木戸跡」の標柱があり、大井宿はここまで。交差点を渡って右折すると今日のゴール「上苗間バス停」があり、13時27分到着。バスでふじみ野駅に行く。  暑かったが、熱中症にならず、雷雨にも遭わず、全員無事で歩ききったのは良かった。 次回は、9月18日の予定。
以上
神明神社鬼鹿毛の馬頭観音観音堂の高地蔵
川越街道石碑木宮稲荷神社緑地公園で昼食
緑地公園で昼食広源寺川越街道石碑の前で閻魔堂







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