川越街道ウオーク第2回レポート


第2回東武練馬駅から和光市駅

レポート&写真 中島 征雄



実施日 2019(H31)年4月17日(水)天候 曇り 暖かい 22℃位か



参加者
 折本 文夫、前北 勝司、中田 信義、伊藤 泰弘、中島 征雄  計 5名


GPSデータ
歩行距離: 7.4km。全体所要時間: 2時間53分。移動時間: 2時間15分。停止時間: 38分。 移動平均速度: 3.29km/h。全体平均速度: 2.57/km/h。  累計歩行距離: 19.3km。

概要
 東武練馬駅を9時29分に出発。商店街を左に行くと旧川越街道に出る。街道の右角一帯が下練馬   宿本陣大木家があった所で、「川越街道 下練馬宿」の解説板があり、直ぐ先、右側に「本陣跡地緑地」   (昨年11月の下見時には無かった)には「下練馬宿」の解説板、練馬大根のモニュメント(下練馬献上大 根碑)があり、公園として整備されていた。

街道を進むと、左手に、又別の「川越街道 下練馬宿」の解説板があった。街道の商店街を進み、新 大宮バイパスを越した先で、国道254号線(新川越街道)に合流。信号を渡って進むと、ケヤキが聳える 一角に道標を兼ねた庚申塔がある。「右 川古江 左 登古呂澤」と刻まれている。(10:06)さらに5・6 分程進んだ所に2メートルを超す庚申塔がある。(10:12)

 国道を反対側に渡り、坂を下っていくと「小治兵衛窪庚申塔」がある。(10:21)国道は上りとなり、上 りきった交差点の右に成増駅がある。国道は坂を下っていくが、旧道は国道に沿ってしばらく平坦な道を 進み、急に下る。この坂が「新田坂(しんでんざか)」。一気に下る坂の途中に「新田坂の石造物群」があり、こ こで休憩する。(10:38〜47)直ぐ下に「八坂神社」があり、立ち寄る。新田坂から先の白子川までが新 田宿と呼ばれたとのこと。新田宿を進むと白子川に架かる白子橋があり、欄干の柱に「清水かつら作詞」 の『くつが鳴る』の歌詞一・二番を記した銅板が取付られていた。

   白子橋からこの先の白子坂上までが白子宿で、下宿、中宿、上宿と続いていたとのこと。中宿の右奥 に熊野神社、清瀧寺不動院があり、両社寺を参拝。熊野神社には、直径30m、高さ12mの富士塚、清 瀧寺不動院には「乃木大将修行の滝」と本堂に桂太郎総理大臣揮毫の「山瀧神」の額、胎内巡りができ る洞窟」がある。熊野神社の境内の公園で昼食とする。(11:00〜40) 食後、富士塚に登る。高さ12m(4階の高さ)で登ったら、息が切れた。今まで登った富士塚では一番 の高さ、大きさであった。

   11時40分、街道・白子宿に戻り進むと、中宿の本陣跡富沢家、上宿の登り、大坂では黒々とした格子 の母屋と大きな土蔵のある旧家富沢家、「はけ」のような湧水を見ながら、大坂の名の通りの急な坂を登 る。曲がりくねって上りきると平となる。笹目通りを横切ると「くらやみ坂」の下りとなる。下りきると立派な 門の屋敷があり、「代官屋敷」と呼ばれた旗本酒井家の代官を勤めた豪商柳下家の邸宅がある。 上り坂となり、和光市消防団第六分団の倉庫から左に入った所に「武蔵御嶽神社」があるので立ち寄 る。街道の第六分団倉庫の向い、伯楽製鋲所の門を入った所の祠の中に石造の馬頭観音が祀られてい る。(12:04)今の東松山市上岡の妙安寺境内の馬頭観音を写したものとのこと。

 街道を進み、東京外環自動車道を横切り、街道から離れ、ショートカットして和光市駅へ向かう。今日 のゴール和光市駅には12時22分に到着。
以上
庚申塔新田坂八坂神社
熊野神社境内熊野神社富士塚頂上和光市駅前

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