第154回滝山城址～小宮公園
第154回ハイキングレポート
記 中島 征雄
実施日 ２０１６（H２８）年３月２３日（水） 天候 曇のち晴
行き先 滝山城址・小宮公園
コース 八王子駅北口バス停１１番のりば１０：０７―１０：２４滝山城址下バス停１０：２５～滝山城址公園（天野坂・小宮曲輪跡・三の丸跡・千畳敷跡・本丸跡・引橋・中の丸跡・二の丸跡・信濃屋敷跡・木橋）～
１２：０５少林寺分岐～１２：１３少林寺１２：１８～１２：２６谷地川～１２：３５道の駅八王子滝山１２：４３
～１２：５３左入トンネル～１３：００中央自動車道～１３：０５小宮公園１４：０４～１４：３０JR八王子駅
参加者 折本 文夫、杉田 勝行、中田 信義、前北 勝司、宇山 治男、野田 宏、中島 征雄 計７名
概要 計画よりも１台前のバスに乗り、滝山城址下バス停で下車、滝山街道を渡った所から城址への上りとなる。切り立った堀の中のようなS字に曲がった急な天野坂を上り、大手門跡らしき先左側に広い小宮曲輪跡、右側に三の丸跡がある。続いて千畳敷跡、二の丸跡、そして本丸跡へと進む。本丸の北端に、一段高い場所があり、東・昭島から北・東秋留の多摩川・秋川越しの眺望は素晴らしい。
本丸跡から深い空堀に架かった引橋を渡り、中の丸跡へ。ここでも北東側が開け、ビューポイント。景色を見ながら半分の昼食。桜は少し咲いていたが、満開までは後１週間以上は掛かると思う。中の丸跡から喰い違い虎口跡、行き止まりの曲輪跡、信濃屋敷跡等家臣屋敷跡（右側にある樹木は全てサクラ、公園全体では５０００本あるとのこと）、木橋と進み滝山城址の散策を終わる。
戦上手の北条氏照の居城で、上杉謙信（永禄４年〈1561〉）、三の丸まで攻め落とされた永禄１０年（１５６８）の武田信玄の猛攻でも陥落しなかった名城と言われた滝山城は城好きにとってはじっくりと一日掛けてももっと見たい城であった。
１２：０５尾根道から分かれ少林寺へ向かう。少林寺は元亀元年（１５７０）創建、氏照が開基の古刹。少林寺から下って滝山街道を横切り直進すると谷地川に出る。左岸を下って１０分程で道の駅八王子滝山に着いた。相変わらず混んでいた。買い物もせず小宮公園へ向かう。
道の駅から新滝山街道を渡り直進し坂を上り、左入トンネルを潜ってR16に出てUターン。左折して中央自動車道を渡り、斜め右の坂を上りつめると小宮公園の入口がある。
目の前の広場には満開の三本のコブシの大木があり、残り半分の昼食を取る。昼食後、公園事務 所に向かう。途中で北島三郎氏の豪邸を見に立ち寄る。事務所では２１日に前北さんが受講した「城」に関する話の資料を頂き、館内を見学。
見学後、公園内を散策。里山が残っていて四季を通じて楽しめそうなところであった。公園を出て、後は浅川大橋を渡って真直ぐJR八王子駅へ。１４時３０分駅に着き、解散。
以上