「日本初のリモコンテレビを復元!!」と
CBCテレビから取材を受ける

 10月30日(月)日本ビクターが昭和34年に発売した14T-390H 光リモコンテレビの取材があるので寿会の岩崎会長と加藤豊昌さんと私(前北)が九段下の中京テレビの東京支社に行く。

 番組名は「イッポウ」と言う。毎週月.金の午後4時52分.午後7時00分まで地域に密着した夕方のニュース番組で来週に放送予定とか聞く。そのテレビを修理した昭和ハウスの冨永潤さんと当時の設計者と合わせたいと言う企画のようだが中々当事者が見つからない。

 岩崎会長に話が入り色々と調べた結果、町田さん、国吉さんと連絡が付き、電話取材をした様子で町田さんのサービス時代の光リモコンの様子と当時珍しいトランジスターを使っていたとファックスを頂く。会長は酒井さん、菅野さん、石上さんにも連絡を取ったようです。私も浅野さんにメールで問合せたりした。国吉さんからお電話頂き社長命令で開発したがモーターのサージ電流が大きく後半バリスターを追加したと情報を頂く。

 取材は報道部記者の宇佐美さんとアナウンス部の夏目みな美さんにより当時の様子を聞かれる。加藤さんはサービスからセールスになった時期で特約店に販売した話。私は入社三年目テレビ技術課でしたがご成婚記念の光リモコンの製造に携わり、生産が上がらず技術課全員が応援した60年前の話をする。

 そして宇佐美さんは取材中、国吉さんに電話して設計者の話を入れてくる。修理した人は昭和の電子機器を映画TVへ貸し出す仕事。この時代何故光を使ったのかとの疑問に国吉さんから電波、超音波など実験したが超音波は金属を叩く音で動いてしまうので光にしたと説明を受ける。超音波では15cm スケールが出力が大きいと確認している。

 最初のリモコンテレビは三洋電機との認識であったのが日本ビクターが光で開発していたので興味を持ったようです。

 中部地方の皆さん来週のCBCテレビ放送をご確認ください。(11/6〜11/10)
以上
 
 
復元された光リモコンテレビ   取材風景
このモーターが入手困難でしたと 冨永 潤さんを囲んで記念撮影
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